猫背の本当の原因は「背中」にあった。胸椎ストレッチのすすめ
胸椎は頸椎(首)と腰椎(腰)に挟まれた背骨の部分です。何かの動作をするとき、脊椎の動きはトータルで連動しており、胸椎の動きが少なければ、代わりに腰椎や頸椎の動きを大きくして目的の動作を達成しようとします。
つまり胸椎が硬いと、その分の負担が腰や首にしわ寄せされるということ。これまで紹介してきた腰痛・首の不調の裏に、実は胸椎の硬さが隠れていたかもしれません。
【デスクワークで胸椎が固まる理由】
長時間のデスクワークでは前かがみ姿勢が続き、パソコンやスマホを覗き込む姿勢が定着しがちです。すると胸椎の動きが少なくなり、丸まった背中・巻き肩の要因になりやすくなります。
しかも胸椎はもともと頸椎・腰椎に比べて可動域が狭く、ねじる・伸ばす・横に倒すといった動作が苦手な部位です。使われない時間が長いと、余計に硬くなってしまいます。
【呼吸にも影響する】
胸椎の動きが悪くなると、肋骨の可動性も低下し、肺をしっかり膨らませられなくなります。酸素供給が不足し、疲れやすさや集中力低下の原因にもなります。
以前紹介した「呼吸」の記事、実は胸椎の硬さも関係していたということです。
【椅子でできる胸椎ストレッチ】
① 椅子に手のひらを置き、肘を伸ばしたまま上半身を下に落とす
胸椎を丸める方向のストレッチです。
② 椅子に肘を置き、肘を曲げながら上半身を弓のように反らせる
胸椎を反らす方向のストレッチです。丸める動きとセットで行うと効果的です。
どちらも息を吐きながら行うのがポイントです。
【まとめ】
猫背や巻き肩が気になる方は、肩や首だけでなく背中(胸椎)の硬さも見直してみてください。これまで紹介してきた肩甲骨ストレッチと組み合わせると、より効果を実感しやすくなります。
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